世界に誇れない日本のワースト1位
日本という国は世界から、技術や文化について様々な賞賛を受けていますよね?
しかし、世界には誇れない日本のワースト1位が少なからず存在します。
日本のワースト1位から改善すべき問題点を認識し、対応策を講じることで、日本の未来を考えるきっかけになっていくと思います。
目次
日本は単位面積当たりの農薬の使用量が世界ワースト一位
日本の単位面積当たりの農薬使用量は世界一位です。
イメージ的には中国の方が多いように感じますが、実は日本が世界で一番農薬を使っている国なのです。
日本の農薬使用量はアメリカの5倍以上も使っているそうなので、健康に気を遣うのであれば、有機野菜を選ぶほかありません。
日本は遺伝子組み換えが世界ワースト一位
食に関するものとして、もう一つ挙げられるのが「遺伝子組み換え」です。
これについては、国産の野菜が遺伝子組み換えで栽培されているというよりは、日本の食品の多くが海外から仕入れていて、そのほとんどが遺伝子組み換えであるということのようです。
日本においては、遺伝子組み換えでない食品だけを食べるようにすることは不可能であることを意味します。
遺伝子組み換え食品が体に悪いかどうかはわかりませんが・・・
日本は残飯廃棄量が世界ワースト一位
食べ物に関するものでもう一つあり、日本では年間に2,000万tの食べ残しを捨てているそうですが、これは世界一位の廃棄量です。
2,000万tというすうじはピンとこないと思いますが、1日に1,240万個のおにぎりを捨てているのと同じ換算になります。
アメリカの人口は日本の約二倍になりますが、アメリカの残飯廃棄量よりも日本の残飯廃棄量の方が多いということです。
日本の食品はほとんどが輸入に頼っているので、輸入した3分の1を捨てている計算になります。
世界では1,500万人が餓死している現状を考えると、日本の残飯廃棄量の酷さがわかると思います。
日本は食品添加物の数が世界ワースト一位
食に関してのものはまだありますが、日本の食品添加物の数が世界一位なんです。
主な国の種類を比較してみますが、
- 日本・・・1,500種類
- アメリカ・・・130種類
- ドイツ・・・64種類
- イギリス・・・21種類
となっていて、日本はダントツに添加物の種類が多いのが分かります。
ただ、食品添加物が健康に景況するかというのは、別の問題です。
日本の水道水の塩素濃度が世界ワースト一位
日本の水に関しては、安全で奇麗だと思っていると思いますが、日本の水道水は塩素濃度が世界一位なんです。
塩素というのは、殺菌や消毒の効果がありますが、一説ではアトピーや皮膚病や発がんにも影響していると言われています。
この塩素の濃度がほかの国と比べると約10倍も含まれているのだとか。
世界で水道水を飲める国は13~15か国程度しかないのも事実ですので、水道水の菌やバクテリアを消毒するために仕方がないとは思いますが、塩素濃度の濃い水が安全で奇麗なのは疑問が残ります。
日本は寝たきりが世界ワースト一位
日本は世界で最も平均寿命が長い国として知られていますが、実は寝たきりの人数も世界一位なのですが、身体が動かない時間は世界一長いというものです。
寝たきりの人数の計算方法としては、平均寿命から健康寿命(健康でいられる期間)を引いています。
医療技術が進み寿命は延びていますが、寝たきりでもギリギリ生きている人が多いというのが現実なんです。
日本は精神科病院の数が世界ワースト一位
日本には約9,000弱の病院がありますが、その内の約1,100棟が精神病院を占めていて、12%程の割合になります。
精神床頭数はOECD(経済協力開発機構)の平均の約4倍にもなります。これは世界に入院するためのベッドが186万あるうちの34万が日本に存在していて、世界の精神科で入院している5人に1人は日本人であるということなのです。
日本は若者の自殺率が世界ワースト一位
日本で精神科が多いことと結びつきますが、日本の若者の自殺率は世界一位なんです。
日本全体の自殺率は徐々に減少傾向が見られますが、15~24歳の自殺率は上がってきているらしいです。
世界で見てもヨーロッパなどの自殺率は日本の約半分くらいですが、若者の死因トップが自殺なのは日本だけなのだそうです。
日本はペットの殺処分が世界ワースト一位
命に関するものとしては、日本はペットの殺処分が世界一位なんです。
殺処分の数は減少傾向にあるものの、日本で年間に殺処分されているのは平成17年頃には約30万匹で、イギリスの7,000匹やドイツの0匹と比べると圧倒的な数のペットが殺処分されています。
中途半端な気持ちで動物を飼い、途中で放棄してしまったり、去勢せずにどんどん増えて公園などに置き去りにすることが原因となっています。
平成17年頃と比べると殺処分の数が4分の1くらいまで減っていますが、世界の中で見てみればまだまだ殺処分が多い国として不名誉な現状があります。
日本は家事をしない夫が世界ワースト一位
最後に、日本は家事をしない夫が世界一位です。
ヨーロッパでは約30~40%の夫が家事をしているそうですが、日本では18%の夫しか家事をしないそうです。
これは、単純に男性の意識が低いということよりも、労働時間に関する背景が関係しているようです。
残業時間が多い日本の労働環境を考えると、家事まで手が回らないというのが要因であると考えられます。
全体的に見てみると
日本のワースト一位から見えてくるのは、食・健康・命に関するものがほとんどです。
日本は経済的には豊かな国とされていますが、幸福という観点からは決して豊かとは言えない国なのかもしれません。
日本の政治は、経済的な政策よりも、人々の心を満たす政策を重点的に推し進める必要に迫られているのかもしれませんね。