1.立候補の前に
選挙費用と選挙資金
選挙に出馬するにはどれくらい費用が掛かるのでしょうか?
選挙にかかる費用がどれくらいかかるかを知って必要な選挙資金を把握しましょう。
目次
掛かる費用は人それぞれ
「市議会議員選挙に出馬するためには数百万円か掛かる」と聞く一方で、数万円の選挙費用で当選したという市議の話も耳にします。お金をかけると必ず当選するという保証がないのが市議会議員選挙です。もちろん、ちきんとした活動をすれば、それなりにお金は掛かります。しかし、やり方次第ではほとんど資金を使わずに当選する可能性があるのが、市議会議員選挙なのです。
立候補準備や選挙運動にかかる「選挙費用」
まずは、立候補準備や選挙運動にかかる選挙費用について、以下に選挙費用の具体的な費目を挙げてみます。
- 家屋費
選挙事務所、演説会会場の借上料など - 光熱費
電気代、ガス代、水道代など - 人件費
事務所で働くスタッフや、ウグイス嬢などに支払う報酬 - 通信費
切手代、電話代など - 交通費
選挙運動中に利用したタクシー代など - 印刷費
選挙ポスター、選挙ハガキの印刷費 - 広告費
選挙事務所の看板、新聞広告など - 文具費
ボールペン、ノートなど事務用品 - 飲食費
スタッフ用の弁当代、茶菓子代 - 宿泊費
スタッフの宿泊にかかった費用 - 雑費
選挙用の白手袋、ガムテープなど - 供託金
選挙に出るための登録費用みたいなもの
選挙資金はどのくらい用意すべきか
上にあげた費用の内で必要なものを試算して、選挙資金がどれくらいかかるのかわかります。
選挙資金は市の人口や選挙戦の勧めたかによっても変わってきますが、比較的若い市議会議員の多くは百万円程度の選挙資金で当選を果たしているようです。
候補者の大半は、自宅に選挙事務所を置いたり、友人に手伝ってもらい人件費を浮かしたり、事務所の看板や選挙カーを手作りしたりと、選挙資金を節約しているようです。
選挙費用の内、選挙ポスターの作成費や選挙ハガキの郵送代、選挙カーのレンタル料やガソリン代などは、 公費負担によって補助されています。
※投票数など一定の条件によって、負担がない場合があります。