選挙中の辻立ち演説
選挙期間中の辻立ちはどんなものがあるのでしょうか?
選挙期間中は音が出せる時間外にも出来る選挙活動があるのです。
目次
朝の挨拶
選挙期間中はマイクを使っていい時間は午前8時からですので、駅前での朝の挨拶は選挙前のものとは異なってきます。
午前8時まではマイクを使わずに、運動員とともにずらりと並んで駅に向かう人たちに「おはようございます。選挙太郎です。」と挨拶するのが一般的です。
それまで朝の挨拶をしていなくても、多くの陣営が駅に集結するでしょう。
もし、多くの陣営が集まっていると挨拶の効果は薄いかもしれません。
しかし、選挙区外へ通勤している方との接点はここだけなので、票の積み上げを行う上で欠かせないものだと思います。
また、多くの陣営が駅前にやってくるので、挨拶をする場所取りがとても大変になることがあります。
午前7時に集合したら端の方しか空いていないということもよくあります。
挨拶からの街頭演説
マイクが使えるようになるのは午前8時からです。
駅によっては8時にはピークを過ぎてしまい、これ以上残る必要がない場合もあります。
まだ人が多いようであれば駅前で演説することになりますが、その場合、ほかの陣営と音が重なってしまってはどちらにとってもいいことではありません。
この辺りは地域によって差があると思うのですが、多くの場合は話し合いで時間を区切るケースが多いようです。
この話し合いの場で発言権を得るのは、先に来ていた陣営にあることが多いようです。
朝の挨拶の穴場
朝の駅前の挨拶は是非やっておくべきだとは思いますが、もっと効果的な場所がある場合は毎日する必要はないかも知れません。
バスでの通勤が多い地域であれば、バス停を回っていく方法もいいかもしれません。
もう一つ有効と思われるのが、幼稚園や保育園です。
特に都会では親の送り迎えが必須のようになっていますから、幼稚園や保育園の前に立てば、父兄にコンタクトが取りやすくなります。
要するに人が集まるところへ行くけばよいので、知恵を絞ればまだまだ穴場のスポットはあるかもしれません。
夜の駅前
最近、かなり一般的になってきたのが、午後8時以降に駅前に立つというものです。
午後8時を超えているために、マイクを使用することはできません。
しかし、朝と違い帰路についている方たちは、少しは足を止めてくれる可能性があります。
終電近くまでたっていれば「こんな時間まで頑張っている」という姿勢を示すこともできますし、感心してくれる方もいるかもしれません。
ただ、地域によってはさほど効果がない場合もありますので、地域性をよく考慮してから行ってください。