選挙出馬時の挨拶回り
戸別訪問で挨拶回りをするのって違反じゃないの?
ここで紹介する「挨拶回り」は、有権者への戸別訪問ではございません。
政治家へのあいさつ回り
政治家というのは力を誇示したい方が非常に多いです。
ですから、新人が立候補した場合「あいつは俺のところに挨拶に来ない!」などと、へそを曲げてしまう議員が少なくありません。
特に市議会議員の場合は、当選後に会派を作ったりしますので、後々のトラブルの基にもなりかねません。
顔見知りであったり親交がある議員がいる場合は、早めに挨拶に行っておいた方が後々のトラブルを避けられます。
また、政策や信条が近い国会議員や県議会議員の場合は、当選後の会派や活動の中でお世話になる可能性もあるので、 公認や推薦を受けるつもりがなくても挨拶しておいた方が良さそうです。
甘い考えは捨てましょう
市議会議員を目指している方で甘い考えを持っている人をたまに見かけます。
それは、国会議員や県議会議員へ挨拶に伺った際に、その方の後援会が持っている名簿や票を回してもらえないかと考えているのです。
はっきり言って、国会議員や県議会議員が新人候補に手を貸してくれることはありません。
国会議員にしろ県議会議員にしろ、それぞれの系列の市町村議会議員がいます。
組織的には同じ市町村の中でも数人いたりします。
その中で一人の市議会議員を特別扱いをするわけにはいかないので、選挙に関しては手を貸してくれることはほとんどありません。
決起大会や出陣式に出席してくれたり、祝電を送ってくれる程度しかしてくれないと思っておいた方がいいです。
会派などとは全然関係のない議員でも地位の高い議員であったり街の有力者であった場合は、「聞いてない!」と腹を立てる方は結構いますので、市議会議員選挙に出馬することを決めたのなら早めに挨拶しておいた方がいいでしょう。