2.立候補準備
選挙に向けた政策を決める
あなたは自分が住んでいる街を、どうやって良くしたいのですか?
一番大事な政策を決めなければ、あなたの住む街を良くすることは出来ません。
まずは柱となる政策を決める
闇雲に色んな政策を掲げれば良いというものではありません。
政策の種類としては様々なものがありますが、市議会を運営するのは以下のような種類があります。
経済政策 | 経済を健全化及び安定化を図るために取られる政策 |
社会政策 | 生活サービスや労働環境、福利厚生の向上・増進、その他の社会問題の解決を図る政策 |
文化政策 | 文化保護や発展向上を期す政策 |
教育政策 | 教育の増進を図る政策 |
医療政策 | 医療の向上を図り、市民の健康増進を図る政策 |
環境政策 | 自然環境の保護や天然資源の有効活用を図ることで、環境破壊や資源の減少を最小限に食い止める政策 |
農業政策 | 農業を振興し、農業品目の生産を増進する政策 |
水産政策 | 水産業を保護・支援または水産資源の安定的な収穫を期して統制する政策 |
活力政策 | 電力・ガスなど市民生活に必需なエネルギーの確保を図る政策 |
情報政策 | 情報化を地域振興に活用する政策 |
これらの政策からあなたが柱とする政策の方向性を決め、市民に訴えていくことになります。
掲げる政策の数は3つくらいに絞った方がいいでしょう。
その方が「この人は何がしたいのか?」ということを市民の方に認識して貰えます。
勿論、他の政策についても研究を重ね、市民からの質問にすぐに回答できるようにしておくことは必要です。
「勘」より『証拠』、「論」より『統計』
政策の内容を考える時に、失敗しないためには
「勘」よりも『証拠』
「論」よりも『統計』
を重要視しなくてはなりません。
勘に頼った政策では説得力に欠けてしまい市民に対して想いを伝えることが出来ません。
論ばかりが先行してしまうと「机上の空論」に終わってしまい、費用対効果などの面でも不利となってしまいます。
如何に少ない費用で最大の効果を発揮することが出来、さらに説得力ある政策を打ち出せるかは
「勘」よりも『証拠』
「論」よりも『統計』
にかかってきます。
ただし、全く新しく素晴らしい政策というのは前例がないものだったりしますので、その際には「勘」と「論」も必要な場合もあります。