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4.選挙前準備

選挙戦をスムーズに進めるために

4.選挙前準備

選挙前準備の流れ

市議会議員選挙に立候補するための選挙前の準備の流れ

選挙の準備を始めるって言っても、何から始めればよいのでしょうか?
選挙の準備を進めるためには、流れを把握し順番に進めれて行く必要があります。

選挙から逆算して準備をする

 後援会活動を行い支援の輪を広げると共に、選挙が近づくにつれて準備も進めていきたいところです。

選挙が行われる日程から逆算して、いつまでにどんなものを準備するのか確認していきましょう。

統一地方選挙の場合は、色んな市町村が一斉に選挙に突入しますが、統一地方選挙とは違う日程で市議会議員選挙を行う市町村もありますので、自分の地域の選挙がいつ行わるのかは、当該地域の選挙管理委員会に問い合わせてください。

市議会議員選挙までの準備期間

【街頭演説】
選挙の数か月前から行いましょう。
理想的には1~2年前から行っている事です。

【名簿整理】
後援会を設立したらすぐにでも整理しましょう。
早めに準備を進めておけば、すぐに活用できます。

【パンフレット】
後援会の設立後にすぐに用意しましょう。
パンフレットがないと後援会活動自体しにくいです。

【名刺】
名刺に関してもパンフレットと同時にすぐに作成しましょう。
場合によってはデザインを変えながら沢山配れるようにしましょう。

【ミニ集会】
後援会活動と共に少しずつ行っていきましょう。
半年くらい前から本格的に回数を増やしておくと効果的です。

【挨拶回り】
選挙の数か月前に行うのがベストです。

【選挙事務所】
物件探しは3か月前から行っておくと良いでしょう。
設営や看板の手配は1か月前までには準備しておきたいところです。
看板を設営した際には、選挙が始まるまでは布などで隠しておく必要がありますので、注意してください。

【ポスター】
ポスターは事前審査の際にも必要となりますので、1~2か月前には用意しておくと余裕を持った準備が出来ます。

【選挙ハガキ】
選挙ハガキについては選挙期間中までに用意できればいいです。
早めに準備しておくのも良いですが、内容を時事問題を絡められると効果的ですので、なるべくギリギリまで内容を考察できるようにした方が良いと思います。

【たすき】
たすきに関しては後援会設立の時に作成してしまっても構いません。
作成していない場合は、選挙が始まる前日までに用意できていれば問題ないです。

【公報原稿】
公報原稿に関しては、1か月前くらいを目途に用意しておきましょう。
ただし、選挙ハガキと同様に時事問題を絡められるようにする必要もあるので、臨機応変に対応できるようにいくつか用意しておくことも忘れずに。

【街宣車(選挙カー)】
街宣車については作製期間の事を考えて1か月前くらいから発注するようにしましょう。
ここで気をつけたいのは、名前の入った看板は選挙が始まるまで布などで隠しておかないと 公職選挙法違反に引っ掛かってしまいますので、注意が必要です。

【届出関係】
説明会や事前審査などは地域の選挙管理委員会の指示に従い準備しましょう。

【決起大会】
選挙前日に行われる決起大会は選挙に突入する際の景気づけになります。
1か月前には会場を手配しておきましょう。
3週間前くらいに後援会から案内状を発送します。
1週間前くらいに次第の作成を行い、大会当日に対応できるよう準備しておきます。

【出陣式】
選挙初日に行われる出陣式は、受付が始まる前に行ってしまうと問題がありますので、受付が開始されてから20分後くらいを目途に開催するようにしましょう。

【選挙ハガキの発送】
選挙ハガキを発送するのは、支援者の支持具合によって日付をずらします。
しっかりと支援してくださる方へは、初日に発送してしまいます。
支持が薄そうな方の場合は、投票日に近づいたらご自宅に届くように送ります。

【ポスター貼り】
選挙期間中に一番最初に候補者同士で熾烈な争いが起こるのがポスター貼りです。
選挙初日の午前中には全ての掲示板に貼られるくらいじゃないと、支援者が少ないと思われてしまいますので、一気に貼れるように事前の準備が必要です。
基本的には人海戦術で一チーム10~15枚くらいで貼ることが出来れば理想ですが、人が少ない場合には貼るルートなどを確認して効率よく貼れるようにしましょう。

【人員確保】
街宣車運転手・うぐいす嬢・電話要員・ポスター貼りなど、必要な数だけ人数を揃えておきましょう。
人員が足りないときは兼務する必要はありますが、出来るだけ専用の人員が確保できるように手配しておきましょう。