選挙における当選と落選の差
当選する人と落選する人の差はどこにあるのでしょうか?
当選と落選を決めるのは様々な要因がありますが、大きなの要因は一つです。
目次
精神論
市議会議員選挙に限ったことではないですが、選挙とは限られた議席を奪い合う椅子取りゲームのようなものなので、落選する人は必ず出てきます。それではその結果を分けるのは何かというと、ずばり「やる気があるかないか」です。えっ?そんな事なの?と言われそうですが、どうしても精神論の部分は否定できないのです。
市議会議員に立候補しようとするのですから、誰でも「やる気」はあるのでしょう。しかし、ギリギリのところで「やる気」の差が勝負の分かれ目となると思います。特に、経験や知名度も無い候補者にとっては「やる気」と「本気」の差が当落線上での接戦を制するものとなるでしょう。
モチベーションを保つために
選挙となれば、多くの人を巻き込み色々な無理をお願いすることになります。投票をお願いするだけでなく、ポスター貼り・電話かけ・辻立ちの付添・友人や知人の紹介などもお願いするようになります。候補者本人から「やる気」のオーラが出ていなければ、なかなか人は動いてくれないものです。
紹介された先を訪問した時に先方が冷たい反応だった場合に、次の訪問先へ向かう足はどうしても重たくなりますが、それを跳ね返して次の訪問先に向かう気を起こさせるのはやはり「やる気」なのです。
有権者の中には特定の政党や候補者を応援している方もいらっしゃるので、あなたの邪魔をしようと企んでいる場合もあります。地方議会の選挙でも様々な妨害が横行していますので、それらの被害に遭うたびにモチベーションは下がってしまいます。
妨害活動にもめげずに前進するためにも「やる気」が必要となるのです。
体力勝負
選挙戦というのは、体力や気力も必要となります。朝、五時くらいには布団からはいずり出て、朝の街頭演説に向かわなければなりません。朝早くから活動していたからといって、夜は早く寝ることが許されるわけではありません。夜にならなければ会うことも出来ない支援者もいるでしょう。手伝ってくれているスタッフなどとの打ち合わせも必要です。そもそも選挙に対する不安からなかなか寝付けないこともあるでしょう。
体力が無ければ、会えるはずの支援者に会えずに支援の機会を逃してしまうのです。なんだかんだと言いながら選挙戦は体力勝負となり、最終的には「やる気」が鍵となるのです。
やる気の源泉
「やる気」とはどこからくるのでしょうか?やる気の源泉とは何なんでしょうか?それは、当選の向こう側に待っているものであり、当選の先を見つめているものではないでしょうか?
ただ漠然と「議員になりたい」と思うのではなく、議員になった時に何をするのか、何をしたいのか、これが明確にある人はただただ邁進していくだけです。
それが「やる気」として多くの人の気持ちを掴み、多くの人を動かし、当選と落選を分ける決め手になるのだと思います。
「絶対に議員になる!」・・・その覚悟をしっかりと持ってさえいれば、結果は後からついてきますよ。